2010年09月20日
人事
山あるところには谷がある。
人事は大きな賭けである。しかし、それぞれの強みに焦点を合わせることによって、合理的な賭けにすることはできる。優れた人事は人の強みを生かす。できることを中心に捉えて、異動を行ない昇進させる。人事において重要なことは、人の弱みを最小限に抑えることではなく、人の強みを最大限に発揮させることである。
大きな強みをもつ者は、ほとんど常に大きな弱みをもつ。山あるところには谷がある。申し分のない人間などありえない。そもそも、何について申し分がないかが問題である。
無難にこなす能力ではなく、一つの分野で抜きん出た能力を探さなければならない。人が抜きん出ることのできるものは一つか、せいぜい二つか三つの分野である。よくできるはずのことを見つけ、実際にそれを行なわせなければならない。
弱みそれ自体が大きな意味をもつ領域は一つしかない。真摯さの欠如である。真摯さそれ自体だけでは何ものももたらさない。しかし、それがなければ他のあらゆるものが台無しとなる。真摯さの欠如だけは、あってはならない絶対の基準である。
(『経営者の条件』)
ACTION POINT
人事においては仕事の中身をつめてください。
そのうえで実績のある人を選んでください。
人事においては仕事の中身をつめてください。
そのうえで実績のある人を選んでください。
採用する側の人事の考え方はこちら↓
「強みによる人事」
「スローンの人事」
「真摯さの欠如」
『組織はすべて、人と社会をより良いものにするために存在する。
すなわちミッションがある。目的があり、存在理由がある』
すなわちミッションがある。目的があり、存在理由がある』
・われわれのミッションは何か?
・われわれの顧客は誰か?
・顧客にとっての価値は何か?
・われわれにとっての成果は何か?
・われわれの計画は何か?
(『経営者に贈る5つの質問
』)
<もうひとこと>
社長の未来像
すぐれた企業は、
必ずすぐれたビジョンを持っている。
必ずすぐれたビジョンを持っている。
(『一倉定の経営心得』)
Posted by 亮太 at 09:00│Comments(1)
│ドラッカー365の金言
この記事へのコメント
ヘッダー画像の後ろ姿、肥えてますなあ、アメリカ人はあんなになるんでしょうか。
経営の話しはうわの空であります。
経営の話しはうわの空であります。
Posted by daikaisui at 2010年09月20日 13:44